某レストランチェーンの店長が語る『幸せの旅路』⑩

無償の愛とは何なのか?パート2 

 

  最近もう一つ衝撃を受けた話題がありました。『新幹線殺傷事件』誰でも良かったと自身の私欲で無差別に葬り去った犯人。決して許されない事柄です。また母親が記者に対してこう言ってました「自殺するとは聞いていたが…犯行に及ぶまでに説得すれば良かった…」皆様このコメントを聞いてどう思いましたか? 

 

  私は犯行に及ぶ前に実の子供が自殺をすると言っていることに何も違和感を感じなかったのか?何故止めようとしなかったのか?子供が自殺をすると言って、はい、そうですか。と言う親がいるでしょうか!!確かに犯人は人間関係に苦しみ、社会を憎んでいました。生きている価値がないと自殺を決意していました。しかしながら、その前に親も我が子を見捨ててるんですよ!祖母がお世話をして面倒をみていたのです。あの歳まで自立していなく、自分に矢印を向けていない犯人は最低ですが…。親も親なんですよね! 

  

 

 親はいつまでも子供の責任を持っていかなくてはいけません!なぜなら?自身の育て方、環境によって子供はそのように育っていきます。だからこそ犯人があの歳まで自立していないのは親の責任でしょう!子供にとって親はとてつもなく重要であり、自身の考え方、判断力、行動力の原点を教えて頂いている存在なのです!

 

 

  私もこの歳になると流石に自立はしています。結婚して家庭を持っていても心配されますし、気にかけてくれてます。親にとっては私が何歳になろうが、いつまでも子供なんですよね!なぜなら、親にとって私を何十年も大事に育てた過去の記憶があるから!!無償の愛をいつまでも注ぎたい気持ちが抜けきらないのです! 

 

 

  親を邪魔くさい、面倒くさいと思う瞬間はあると思います。私も反抗期の時は今じゃ想像出来ない程荒れてましたので、親には苦労かけました。でも今思うと、小さな事でも私の事を気にかけてくれていた存在だとやっと気付けましたし、感謝しています。皆様にとって親はどんな存在でしょうか?母の日は終わりましたが、今週は父の日が待ってます。日頃の感謝を伝えるチャンスです。今までやったことがないから今更…と思っている人もいるかもしれません。しかし、それが過去の精算なんですよ!過去に出来なかったことをやってみる。それが新しい未来へと変わるチャンスです!  

  

   これから結婚、親になる皆さんにとって見本とするのは一緒にいる親の存在を決して忘れることは出来ません!親から教わった『無償の愛』を注ぎ続ける覚悟はあるでしょうか?結婚も一緒です。相手に尽くす覚悟はあるでしょうか?そして相手もあなたに尽くす勇気を持っているでしょうか? 結婚とは自身の第二の人生を切り出す旅路です。幸せになるかならないかはあなたとそして相手の存在があることを忘れないで下さい!

 

   昨日お会いした従業員に向けたメッセージとして最後の文章はあえて付け足しました。8年ぶりでも私の教え子には変わりません。私との出会いを大切にしてくれている事に感謝すると共に、成長した姿を見れるのは、私の幸せの一つでもあります。