某レストランチェーンの店長が語る『幸せの旅路』③

従業員満足度の極意(実践編パート1)

  今世間を騒がしている『日大アメフト部問題』は正しく孤独の失望から起こり得た事項です。チームから必要とされてない。信用していた監督、コーチへの不信感が彼にとって孤独を感じ、脱却する為の最終手段が今回の問題になったのでしょう。

 

   我々は幼い時から集団での行動を学んでいます。学校生活、企業、そして社会と様々な集団生活を余儀なくされているのです。その集団から外れた時、人は孤独を感じ失望してしまうのです。

 

 それは、お店で働く従業員にとっても同じことです。たまたま家が近かったから。時給が高かったから。と来たかもしれませんが、一緒に働くということは集団(チーム)の一員なのです。従業員一人一人の信用、信頼がお店というチームの活性化、雰囲気を作り出すのです!!であるならば、店長(リーダー)は一人一人を我が子のように接していかなくてはいけないのです!ではどのようにすれば良いのでしょうか??

 

 話は戻りますが、彼があのように行動したのは正しく監督、コーチの責任です。仮に、指示が本当ならば私なら彼にこう言うでしょう。『良くやった!指示通りに動いてくれてありがとう!』と。まぁ~そんな指示はしないですが、しかし彼を責めることなく自身が責任を取るでしょう。何が言いたいのか?

 

  チーム(集団)のトップである以上は、彼の行動に対して称賛するべきです!!チームの為に貢献してくれた、チームの為に犠牲になってくれたことに感謝するべきです!お店でもクレームは多々あります。従業員のミスでお客様を怒らしてしまったことなど沢山あります。ただ一度も怒ったことはないです。誰しもミスはありますし、わざとミスなどしません。私の代わりに怒られた従業員、そして対応してくれたことに感謝し、称賛しています。 

 

 称賛とは褒め称えること。出来たことを誉めてあげる。誉めることで必要とされていること。 

 

 そんなことやってる!と思いますが称賛には3つの称賛があります。

①能力の称賛

②行動の称賛

③存在の称賛 

3つの称賛が出来て初めて従業員満足度が高まると言えるでしょう!気になる方は是非パート2もご覧下さい。 

 

 私がここまで考えることが出来たのは今まで一緒に働いてくれた従業員(仲間)がいたからこそです。今回このような内容にしているのは、いずれ社会に出て、職場、企業のリーダーとして活躍してくれることを望んでいるからこそ伝えてます!私の原点がここにあり、自身の幸せと感じてるからです!ではまたお伝えしていきます。